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タケノコ診療所ブログ

こちらはインドネシアにある、日系医療クリニックタケノコ診療所のブログです。
<< タケノコの新人医師 | main | アジアで働きたい医療人のために >>
これからの医療 私の妄想
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      日本の医療システムは いろんな意味で 揺らいでいる。

     専門医指向 専門医でなければ医者にあらずの傾向 何でも専門医にかかりたがる患者様

     医療費の不足 日本の税収は 医療費だけで消費され 今後医療費がふえることはない

     患者の権利意識の異常な高まり 問題がおこれば全部医者か病院が悪いと考える患者様

     

      では 今後どうなるのか?

     医療費削減のあおりで 高度医療は 自費負担となり なんでも3割負担であった国民皆保険
    は どんどん有名無実化していくように感じる。その例は すでに歯科医療の現実となっている。すなわち コンビニの1.5倍ある個人歯科医院は 過剰競争となり 歯科医師5人に一人はワーキングプアと言われるまでになっている。

     医療は 医師と患者の信頼関係を抜きにして語れない。現場の医師看護師の自己犠牲の上に
    成り立っているのが日本の医療である。過労死寸前の勤務をしている医師や看護師がどれだけ
    多いことか?

     マスコミは 医療側の対応に問題があるという前提でしかアプローチせず 救急車のたらい回しだの 診断ミスだの 大げさにかき立てることで 医療側と患者側の対立させることが目的としか思えないような記事が毎日掲載される。

     医師は ごく普通に 感謝され 尊敬される立場から 間違ったら訴えられ すべてを失う
    恐怖と戦う職業になってしまった感がある。産科 救急 麻酔科の 医師不足は その辺から
    来ている。だれが 訴えられる確率の高い専門を選ぼうとするか? 

     これは 医師の労働意欲をそぐだけでなく 日本の医療崩壊に通じると感じている。
    日本の医療は危機的である。このままでは 間違いなく そうなるであろう。

     例えて言うなら 医療は幕末とでもいう状況である。来るべき維新は どうなるのか?
    坂本龍馬のようなヒーローが 出てくるとは限らない。TPPは その意味で 第二の黒船とも
    言えるかもしれない。国民皆保険が崩れるなか アメリカの保険会社が さらにマーケットの
    拡大を図っている。簡保とアフラックスが 提携したというなんでもないニュースが その
    変化を先取りしていると考える。

     あ 診療所レベルの医者が こんな大それたことを書いてしまったが 読み流していただきたい。どうするべきなのかも 一応考えたのだが よけいなおせっかいかもしれない。

     一つだけ強く思うのは 日本がだめなら アジアの医療に関わることができれば 日本の医療人は そこに夢をつなげることが出来るかもしれないと言うことである。

     インドネシアの在留邦人のための医療を作って来たが ASEANやアジアには まだ
    タケノコ診療所程度の医療だってないところが多いのだから 若い医師達の力を借りて
    医療を求めている人たちに すこしでもまともな医療を届けることができれば それは
    ものすごく楽しいことである。

     あ 妄想かも。 すみません。妄想かもしれないけれど こつこつ その方向で頑張りたい
    と思っています。合掌!!

    | - | 02:16 | comments(1) | - | - | - |
     初めてコメントいたします。埼玉県で研修医をしていて現在2年目のものです。将来はアジアのどこかの国で医師として働きたいと思っています。そんな中タケノコ診療所のブログを見つけました。実際現場ではどんな風に行われているのか興味があります。できれば実際にみてみたい!と思うのです見学、実習のような形での受け入れは行われているでしょうか?
    | ピノ | 2014/02/16 8:25 PM |